英語が久しぶりの中高年シニアに役立つ進化した英語教材【2016年版】

久しぶりに英語を勉強しようと思い教材を色々探したら、英語教材は昔のようなCD付き書籍だけではないことに驚きました。かなり進化しています。私が使って良かったものをご紹介します。

【動画】 英会話入門者が覚える文はたったの4つ!これだけで初中級者っぽく聞こえる

<動画>
シンプル英会話 初心者編 ロングサンプル
(コペル英会話の動画)



<動画内容の要約>

英語の勉強を始めたばかりの人が、英会話ですぐに初級者や中級者のようになる方法が語られます。初級者や中級者でも英語での会話がスムーズに進みません。

例を挙げると、初めて会った人との会話では、「Hi, nice to meet you.My name is ~」となりますが、この後が続きません。友人と会ったとき、「Hi, how are you?」とか「Long time no see.(ひさしぶり)」の後が続きません。

つまり、何を言ったらいいのか分からないのです。逆に、会話の始まりの部分を覚えてしまえば、それだけで初級者や中級者のように見えるというわけです。動画では英会話スクールでの先生とのやり取りを例に説明してくれていますが、友人同士でも使える考え方です。

覚える文は4つです。

How was your weekend ?(週末どうでした?)
How was it?(それはどうでした?)
Did you do anything else ?(他に何かしましたか?)
Did you have a good time ?(良い時間を過ごせましたか?)

これを覚えてしまえば、会話が続きます。これまで相手から質問されるのを待っていたとしたら、自分から会話を進めることもできます。ダイアログの例を見てみましょう。

How was your weekend ? (週末どうだった?)
It was great. I watched the Town. (とても楽しかったよ。タウン(という映画)を観たよ)
How was it? (どうだった?)
It was pretty good. (かなり良かったね)
Did you do anything else ?(他に何かしたの?)
I had dinner with my friends.(友達と夕飯を食べたよ)
Did you have a good time ? (よかった?)
Yes, I did. The food was great. (うん。食べ物がすごく美味しかった)

という感じです。

 
これだけだとQ&Aっぽいので、もう少し会話っぽくするために次のようなフレーズを途中途中で入れると自然な会話になります。

Oh, really ? (へえ、ほんと?)
That's nice ! (いいですね!)


さて、次にリスニングで大切なのは発音だという話です。たとえば「How was your weekend ?」ですが、「ハウ ワズ ユア ウィークエンド?」ではなく、ネイティブが自然に話すと、まず、Howの「w」とwasの「w」がつながります。そして「your」は抑える音なので軽く「yur」と聞こえます。weekendの「d」は発音されません。

以上をまとめて英語で書くと、「Howas yur weeken' ?」となります。無理やりカタカナ表記すると「ハワズァウィケン?」という感じでしょうか。これが本来の音なのです。書いた英語とは違うのです。

これを日本語を例に説明すると、「お父さん」は「おとうさん」ですね。でも話し言葉では「おとーさん」です。誰も「おとうさん」とは発音しないでしょう。(アナウンサーはするんでしょうか・・) つまり、「お父さん」を何回発音したり聞いたりしても「おとーさん」です。聞こえる音が正しいのです。聞こえたまま覚えましょうということです。


<私の感想>

つまり、この動画で言いたいことは、状況ごとに質問文をグルーピングしておくと、その状況ですぐに必要な文が取りだせてスムーズに会話が進みますよ、ということですね。英会話初心者の人にとってとても分かりやすく説明していると思いますのでぜひご覧いただきたい動画です。

このグルーピングですが、文だけでなく、単語やフレーズに関しても状況ごとにまとめておくといいと思います。たとえば自己紹介をすることになった場合、そこで使われる単語とかフレーズをまとめて覚えておくとアウトプットするときに便利です。また「自己紹介」つながりで関連して記憶できるところも良い点ですね。自己紹介なら趣味とか住んでる場所とかに関連する単語やフレーズですね。その状況になって初めて思い出すのではなく、あらかじめ用意しておくということです。

あと、発音に関する話はもの凄く腑に落ちる説明だと思います。聞こえた音をそのまま覚えるということがリスニング向上につながるという話。非常に重要なので即、実践するのが良いと思います。


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