英語が久しぶりの中高年シニアに役立つ進化した英語教材【2016年版】

久しぶりに英語を勉強しようと思い教材を色々探したら、英語教材は昔のようなCD付き書籍だけではないことに驚きました。かなり進化しています。私が使って良かったものをご紹介します。

<目的別>中高年シニア向けのやり直し資格取得(TOEIC・英検)教材はこれだ!

スコアが出たり、級に合格したりと数字で自分の英語力が分かるとモチベーションは上がりますよね。「やったー!500点超えたぞ!」とか「やったー!2級合格だー!」というように目標スコアをクリアしたり、目標の級に合格したときの達成感は何度味わってもいいものです。

TOEICと英検は共にリスニングとリーディングと語彙・文法の力が必要になります。英検はそれにプラスして2次ではスピーキング力が試されます。つまりほぼ全ての英語スキルが求められるということです。

毎日それぞれのスキルを高める勉強を個別で続けていかないといけないわけで、余程強い意志と動機がないと途中で投げ出す恐れがあります。ですので定年後の趣味として英語を始める場合は、まずは海外旅行を視野に入れてトラベル英会話から始めたり、英字新聞を読むために語彙や文法を勉強するなどして、楽しみながら個々のスキルを伸ばしていくのがいいと思います。

ある程度、リーディング・リスニング・スピーキング・語彙・英文法の力が付いてから英語資格に挑戦すると、挫折せずに目標を達成できるでしょう。それでもいきなり資格に挑戦したいという人は、下に勧める教材で個々のスキルを高めることをお勧めします。なかなか大変な道だと思いますが健闘を祈ります。


 
▼資格取得(TOEIC・英検)
・新TOEIC TEST パート1・2 特急難化対策ドリル
・新TOEIC TEST パート3・4 特急実力養成ドリル
TOEIC(R)TEST文法完全攻略
・英検2級過去6回全問題集(2015年度版)
・分かる!解ける!英文法!
・英語まっすぐリーティング
・YouCanSpeak(ユーキャンスピーク)


新TOEIC TEST パート1・2 特急難化対策ドリル

新TOEIC TEST パート3・4 特急実力養成ドリル

リスニングの学習法の王道は「スクリプトが付いている英文を何回も聴く」ということです。だからどんな教材でも良いと思います。ここで紹介するのは安いのに評判の良い書籍です。TOEICのリーディングセクションの問題形式になっています。パート1から順に難しくなっていくので、レベルに合わせてリスニング学習を進めていけるのもポイントです。

聴き取れなくても同じ英文を何度も何度も聴いていると、何日かして突然聴き取れる瞬間が訪れます。英語の回路が作られた瞬間です。その瞬間が訪れるのを気長に待ちながら地道に続けます。

精聴するための最もオーソドックスな方法はディクテーションです。要は聴こえた英文を書き取るという作業です。とても地味ですが、とても効果的なリスニング強化方法です。このトレーニングを乗り越えた者にはリスニング向上というご褒美が待っています。

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TOEIC(R)TEST文法完全攻略

これについてはあまり馴染のない人が多いかもしれません。少し前に出版された書籍なので、書店で目にすることもほとんどなくなりましたが、なぜこのような秀逸な初心者向け英文法書が注目されないのか私は残念でなりません。

ある程度の厚さはありますが、平易な説明と多くの例文問題で非常に簡単に英文法が身に付きます。一冊をマスターしたら、確実にTOEICで500点以上の力が付くでしょう。人によっては700点くらいの力が付く人もいるようです。

例文問題は同じ問題が和訳と英訳で使われているので、2度同じ問題を目にすることになり記憶に残りやすいです。また使われている単語もTOEIC500点以上を目指すための必須単語が何回も出てきますので英単語の勉強にもなります。

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英検2級過去6回全問題集(2015年度版)

英検を受けるなら英検の過去問をやるのが最も効果があります。特に長文問題はTOEICとは形式が完全に異なりますので慣れておく必要があります。TOEICはビジネス関連のレターやメールを読むパタンが多いですが、英検の場合は論文調のものを読むことになります。一つの長文を読み問題を解くための時間を毎回計測しておくと良いでしょう。少しずつ時間を縮めることを目指して勉強をします。

1回の試験に4つの長文が掲載されているので、これ一冊で24個の長文を読むことができます。はっきりいってTOEICの長文よりも内容は面白いので、単純に読み物として読むのも楽しいです。

また、英検で出題される英単語はTOEICの英単語よりも難しいと言われています。実際に問題を解いてみてそれを感じ取ってみてください。ただしすべての英単語を理解していないと問題が解けないかというと、そういうこともなく、私の経験では一つの長文で5,6個分からない単語があっても文章の大意はつかめます。1級以外はそれで十分なのであまり恐れることはありません。

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分かる!解ける!英文法!

私の一押しの英語教材です。旅の英語以外は英文法は必ず必要になります。ですので、どんな目的で英語を勉強するにせよ、徹底的に英文法の勉強はしていただきたいと思っています。

この教材はメール講座になります。月~土の毎日、メールで講座が配信されます。ネイティブの音声も付いてくるのでリスニングの練習にもなります。約2ヶ月に渡り、毎日少しずつペースを守って文法の知識を身につけていくことになります。

そしてこの講座の最大のポイントは、メールでいくらでも質問ができるというところです。まるで家庭教師のようにマンツーマンで教えてもらっている感覚になるので、独学のような孤独感が生まれません。その結果、挫折しないで続けられるのです。

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英語まっすぐリーティング

この教材の作者の鈴木先生は高校の時まで英語が大の苦手(偏差値30)でしたが、自分なりに学習法を構築して現在ではTOEIC満点・英検1級を持っている英語指導者です(英文法の教材でご紹介した方です)。英語が不得手な人の気持ちが分かる英語の先生なので、初心者ほどやさしく丁寧に教えてくれます。もちろん中上級者にも懇切丁寧に教えてくれます。

この教材では、長文英語を戻り読みせずに「真っ直ぐに」読むために必要な物を「英文法」としています。英文の構造の知識とは英文法であるということです。

英語に関しては、学ぶのは圧倒的に子供のほうが有利です。発音上達も英単語や英文法の記憶も若者には敵いません。しかし、シニア中高年世代でも一つだけ子供たちより優れていることがあるのです。それは「論理力」です。

この「論理力」を使って英語の構造を意識して読解力を高めるわけです。このトレーニングを積むことにより、「人工的」だった作業が「感覚的」に行えるようになると鈴木先生は語っています。

講座はメール講座で全42回。約2ヶ月半でリーディング力UPを目指します。想定しているレベルはTOEIC500点以上となります。レベルが満たない方は、同じく鈴木先生の英文法講座「ゼロからの英語やり直し教室 New Beginning」を先にやることをお勧めします。

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YouCanSpeak(ユーキャンスピーク)

ゲーム感覚で楽しく取り組めて、しかもネイティブスピーカーと自由にディベイト(議論)ができるレベルまでスピーキング力を高められる驚異のシステムを紹介します。このシステムは簡単に言うと「瞬間英作文システム」です。頭の中の欲しい情報を瞬時に組み立てて取り出すためのものです。

そうです。「YouCanSpeak」は必要なものを組み合わせて取り出す訓練をするわけです。だから無限に何でも言いたいことが言えるようになるのです。

はっきりいって体育会系トレーニングですが、でもゲーム感覚なので楽しみながら鍛えられるというのが正しいですね。仕事で英語をバリバリ使う人がこれでスピーキング力を鍛えてもらったという話はけっこうよく聞きます。同時通訳者が開発したプログラムですからね。やり通せばとんでもなくスピーキング力が上がることは実証済みです。

まずは体験版を試してみてください。

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