英語が久しぶりの中高年シニアに役立つ進化した英語教材【2016年版】

久しぶりに英語を勉強しようと思い教材を色々探したら、英語教材は昔のようなCD付き書籍だけではないことに驚きました。かなり進化しています。私が使って良かったものをご紹介します。

<目的別>中高年シニア向けの洋画を字幕なしで観るための教材はこれだ!

海外の映画やドラマを字幕なしで観れたら楽しいですよね。たとえば映画館で面白いシーンで、字幕を読んでいるいる他のお客さんより一瞬先に「プッ」と笑ってしまう、なんてことが自分の身に起きたら何て素敵なことでしょうか。

でも、この夢を叶えるにはかなりの修行が必要となります。映画やドラマというのは一方的に話が展開されて、どんな会話が飛び出すのか全く予想できません。あなたが誰かと英語で話すのなら、だいたいの話の流れは予想できるし、あなたの得意な分野に話を誘導することもできますよね。つまり、ある程度はコントロールが出来るわけで、そうなると相手がこれから言おうとしていることも予想できるわけです。

ところが映画やドラマの場合、あなたは何もコントロールできません。次にどんなフレーズや単語が飛び出すのか読めません。特に複数人が画面に登場していたらなおさらです。リスニングのスキルを上げることも当然必要ですが、日常会話やさらに専門的な言葉も聞いて理解できるようになっておかないといけません。

ただ、法廷や医療のジャンルでなければ、そこまで難解な英単語は出て来ないので、それ以外のジャンル(恋愛映画、ヒューマンドラマ、コメディ、アクション、SF映画など)を選べば、挫折せずに学習に取り組めると思います。一番良いのはディズニー映画でしょうか。

というわけでまずは日常で使う必須英単語が網羅された「アルク ボキャビルマラソン MUST」で語彙力アップを目指します。同時に「EVERYDAY ENGLISH PHRASES」で日常で良く使われるフレーズを覚えると相乗効果で語彙数がどんどん伸びます。

リスニング力を鍛えるには「ヒアリングマラソンベーシックkikuzo」がお勧めです。しっかりと土台からリスニングスキルを築いていきましょう。どうしても英語の音が聴き取れないと感じたら「リスニングパワー」の出番です。サウンドエンジニアと科学者の協力の元、英語の特別な周波数を聴き取るための教材です。

そして忘れてはいけないのは、一見聴き取りには関係がなさそうな「文法」です。英語の文の構造は日本語とは全然違いますので、英文法を学ぶことで、長い文章が出てきたときに、使われる単語や関係詞から後半の文が予測しやすくなります。英語を聴き取るときの強力な武器になります。私のお勧めはなんといっても「英会話のための英文法 G4C」です。

それでは各教材について詳しく見ていきましょう。


 
▼海外の映画・ドラマを字幕なしで観たい
・英会話のための英文法 G4C
・EVERYDAY ENGLISH PHRASES
ヒアリングマラソンベーシックkikuzo
アルク ボキャビルマラソン MUST
・リスニングパワー


英会話のための英文法 G4C

私のこのサイトで他にもいくつか紹介している鈴木拓先生のメール講座です。鈴木先生の講座には外れがありません。全ての講座で言えることですが、目的をクリアするためにしっかりと考えられて制作されているからです。

この「G4C」は「英会話を上達させるための英文法の習得」が目的となっています。その目的を達成するために、受講生は「英会話に必要な部分の英文法」を学び、「その英文法の知識を英会話でどう使うか」を学びます。「使い方」を身につけるために実際に英作文をするという課題もあります。

約2ヶ月、月~土まで毎日メールが配信されます。ネイティブの音声付きなのでリスニング向上にも役立ちます。

そして、これが他の教材よりも良いところなのですが、鈴木先生に何度でもメールで質問ができます。「○○と△△はどう違うのですか?」とか「この場合、□□と言ってもおかしくないですか?」など何でもOKです。ネイティブ並みに英語力がある鈴木先生ならどんなことでも納得するまで答えてくれますよ。

ただし、文法のレベルは中級以上が必要とされるのでそこだけ注意してください。TOEICでいうと500点以上のレベルがあれば絶対に受けておくべき講座です。

さらに詳しい商品説明(公式HP) >


EVERYDAY ENGLISH PHRASES

やはり英語をやっていて一番嬉しい瞬間というのは自分が発した英語がネイティブに通じたときではないでしょうか?その瞬間の嬉しさを忘れなければ英語の勉強は決してツラクないはずです。というわけでこの教材は全ての英語教材の中で、嬉しい瞬間を一番たくさん未来の自分に届けてくれる教材なのだと思います。

覚えるフレーズは700個です。多いですか?大丈夫です。通じたときの喜びが約束されているわけだから、どんどん覚えてしまいますよ。そして覚えれば覚えるほど英語で話したくてウズウズしてきます。

この教材は「日本に居ながらにして、ネイティブの日常会話を全て知ることが出来る唯一の教材である」と制作者のYoshiさんは述べていますが、私もそう思います。他に見たことがありません。

このフレーズはどうやって集めたかというと、Yoshiさんが英語が話せない26歳のときに、ワーキングホリデーで留学したオーストラリアで死にもの狂いでかき集めたのです。

留学前に勉強した英語が全く役に立たずに「もう日本に帰りたい」と何度も思いながらも、ルームシェアしたスティーブの言葉に幾度もなく出現するフレーズを聞いてピンと来たわけです。「日常会話で使うフレーズは決まってるんじゃないか?」と。

そして、①ネイティブのフレーズを記憶する ②フレーズの意味、ニュアンスを知る ③そのフレーズを日常会話に取り入れる、ということを繰り返していたら、あら不思議。27日後にはネイティブと普通に会話できるようになっていたんですねー。

そんな使える700フレーズをまずは脳にインプットしてみてください。

さらに詳しい商品説明(公式HP) >


ヒアリングマラソンベーシックkikuzo

こちらはどちらかと言えば多聴を意識した教材です。精聴ほど集中して聞かなくてもよいのですが、脳のメカニズムに基づいて開発されているので効率的にリスニング能力が向上します。

内容的には楽しい作りになっているのでリラックスして聴けます。1日30分という設定ですが、時間があれば2回でも3回でも聴くべきです。上記の精聴トレーニングと一緒にやれば間違いなくさらに効果は高まります。kikuzoの受講期間は6か月ですが、この期間が終了するころにはかなりのリスニング力を手に入れています。

先程も書きましたが、リスニング力が上がると行動範囲が広がります。6か月先に色々な選択肢が増えて、ますます英語の世界が輝いて見えてくることでしょう。

さらに詳しい商品説明(公式HP) >


アルク ボキャビルマラソン MUST

この教材で覚える英単語は3000語。ネイティブスピーカーとのコミュニケーションで必要な最重要単語が1000語と英語を聴いたり読んだりするときに必要となる2000語を併せた3000語です。多いですか?でも大丈夫!

この教材では独自のメソッドを使い、とにかく忘れない工夫がなされています。千葉大学の検証データによると、なんと11週間後に無予告で行なったテストで93%の定着率を記録したのです。

逆に3000語では少ないと思いますか?たしかに映画やドラマで使われる英単語は無限にあります。しかし全てを覚えることはできません。それは日本語でも同じことが言えると思います。広辞苑に載っている言葉を全て知っている人はいないでしょう。この3000語でも映画やドラマを楽しむには十分だと思います。まずはこの3000語を覚えてください。

さらに詳しい商品説明(公式HP) >


リスニングパワー

有名な話ですが、赤ん坊は生まれたときは世界中のどの言語も聴き取れる能力があります。だから日本人の赤ちゃんも英語の「r」とか「th」の音も聴き取れるのです。しかし、日本語環境で育つうちに、その音は聴き取る必要がないと脳が判断して、12歳以上になると聴き取れなくなるのです。

なので大人が英語の音を聴き取れなくても、ある意味仕方のないことなのです。大人になってからのリスニング学習は、この聴こえなくなった能力を取り戻す訓練というわけです。

上記の精聴や多聴トレーニングでも徐々に衰退したリスニング能力を取り戻すことはできますが、サウンドエンジニアや科学者の力を借りて開発されたこの「リスニングパワー」を使うと、もっと速く効果的に取り戻すことができます。

色々な周波数の音を聴いて脳に刺激を与え、その能力を速く目覚めさせるわけですが、これは色々な方法で筋肉に刺激を与えて衰退した筋肉を発達させる「筋トレ」と似ています。

さらに詳しい商品説明(公式HP) >


トップページ(目次) >