英語が久しぶりの中高年シニアに役立つ進化した英語教材【2016年版】

久しぶりに英語を勉強しようと思い教材を色々探したら、英語教材は昔のようなCD付き書籍だけではないことに驚きました。かなり進化しています。私が使って良かったものをご紹介します。

<目的別>中高年シニア向けのやり直し趣味としての英語教材はこれだ!

趣味として英語をやりたい。なんかカッコ良く聞こえますが、学習法や学習教材を選定するに当たってはとても曖昧な目的になります。「趣味として」と考える人はきっと英語を勉強している時間が好き、あるいは英語を勉強している姿がカッコいい、と感じているのでしょう。私も英検準1級を合格した後は、しばらく英語に触れている時間が好きで「趣味として」取り組んでいたので、そういう人の気持ちは分かります。否定はしません。

なので、「特に目的はないが趣味として英語に触れていたい」という人たちのために、お勧めの教材を考えてみました。選んだ基準は「将来、目的を持ったときに勉強したことが役立つこと」です。

「ゼロからの英語やり直し教室 New Beginning」は英文法の基本の基本から習得できるメール講座です。メールで何度でも質問が出来るので、日本人には分かりづらいようなニュアンスの違いなどもどんどん訊けます。2ヶ月間、楽しみながら英語に接して、気が付いたら英文法の土台が出来上がっています。

「EVERYDAY ENGLISH PHRASES」はネイティブが日常で、当たり前のように使っている700個のフレーズを覚える教材です。毎日コツコツ覚えて、気が付いたらネイティブとの会話に困らないようになっているはずです。

そして、最後に紹介する「スピードラーニング」は、こういう人のために制作されたと私は思っています。「聞き流す」だけでは英語は上達しませんが、英語に趣味として触れていたい人には良い教材だと思います。上手く使えば、時間は掛かりますが上達も見込めます。

3つの教材について詳しく見ていきましょう。


 
▼趣味として
・ゼロからの英語やり直し教室 New Beginning
・EVERYDAY ENGLISH PHRASES
スピードラーニング


ゼロからの英語やり直し教室 New Beginning

英語をやり直そうと考えているシニア中高年世代に私が一番お勧めしている教材がこれです。理由は、この教材の制作者の鈴木拓さんが本当に英語が苦手な人を対象にして作成した講座だからです。

鈴木拓さんも学生時代は英語が大の苦手で英語の成績は2で、偏差値は30ということもあったそうです。そこから英語の学習法を自分なりに構築して今ではTOEICは満点、英検は1級を持っています。そんな経験を活かし、入門レベルで英語につまづいている人を対象に作ったのがこの講座なのです。

鈴木さんは他の英語教材の問題をズバリ指摘しています。それは中級者向けの教材が圧倒的に多いということと、ずっと英語が得意だった人が製作しているという2点。入門・初級者向けの教材はただでさえ少ないのに、作った人は英語が苦手な人がなぜ苦手なのかを知らないのです。

ところが鈴木さんはご自分が英語弱者だったため、苦手な人の気持ちが本当によく分かるし、どうやって英語を勉強すれば一番効率的かも知っています。しかも直接メールで質問を出来るということで、これ以上心強いサポートはないですよね。

講座はまず本当の基礎から順番に進みます。そして簡単な知識で出来る英文を作るトレーニングをしていきます。基礎知識を身に付け、英会話への導入につなげることが目標となります。

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EVERYDAY ENGLISH PHRASES

やはり英語をやっていて一番嬉しい瞬間というのは自分が発した英語がネイティブに通じたときではないでしょうか?その瞬間の嬉しさを忘れなければ英語の勉強は決してツラクないはずです。というわけでこの教材は全ての英語教材の中で、嬉しい瞬間を一番たくさん未来の自分に届けてくれる教材なのだと思います。

覚えるフレーズは700個です。多いですか?大丈夫です。通じたときの喜びが約束されているわけだから、どんどん覚えてしまいますよ。そして覚えれば覚えるほど英語で話したくてウズウズしてきます。

この教材は「日本に居ながらにして、ネイティブの日常会話を全て知ることが出来る唯一の教材である」と制作者のYoshiさんは述べていますが、私もそう思います。他に見たことがありません。

このフレーズはどうやって集めたかというと、Yoshiさんが英語が話せない26歳のときに、ワーキングホリデーで留学したオーストラリアで死にもの狂いでかき集めたのです。

留学前に勉強した英語が全く役に立たずに「もう日本に帰りたい」と何度も思いながらも、ルームシェアしたスティーブの言葉に幾度もなく出現するフレーズを聞いてピンと来たわけです。「日常会話で使うフレーズは決まってるんじゃないか?」と。

そして、①ネイティブのフレーズを記憶する ②フレーズの意味、ニュアンスを知る ③そのフレーズを日常会話に取り入れる、ということを繰り返していたら、あら不思議。27日後にはネイティブと普通に会話できるようになっていたんですねー。

そんな使える700フレーズをまずは脳にインプットしてみてください。

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スピードラーニング

噂の「聞き流すだけ」の教材です。英語中上級者の間では、「聞き流すだけでは英語は習得できない」というのは常識となっています。私もそう思います。ですので、確固とした目的がある人には全くお勧めしていません。が、趣味として取り組む場合は気軽に取り組めて、アメリカの文化や習慣を知ることができるので楽しくて良い教材だと思います。

教材は1センテンス毎に「英語→日本語」の順で会話が収録されているので、辞書なしでスイスイ聞いていくことができます。とにかくそれだけです。細切れの隙間時間に聞けばいいというコンセプトですね。カフェでコーヒーでも飲みながらリラックスして聞くのも良いでしょう。

どうしても分からないときはテキストを見て単語の確認をしたり、文法を自分で調べてみるのが良いでしょう。その作業でどんどん英語力が上がっていきます。この作業はけっこう大事だと私は思います。やはり聞き流すだけでは英語の力は付きませんので。

趣味として気軽に気長に取り組むのなら最適な教材だと思います。

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